会社ごとの解説

Tickmill のボーナス・ウェルカム口座の条件と日本の扱い

Tickmill のボーナスは、新規向けのウェルカム口座です。公式ページの記載にもとづいて、条件の読み方、日本が対象外とされていること、複数ある法人と規制当局、申し込む前に確かめることを整理します。

公開 ・ MyBrokerBonus 編集部

Tickmill のボーナス

Tickmill は、複数の法人で営業する CFD 業者です。「Tickmill のボーナス」を調べると、公式ページには、新しいお客様向けの「ウェルカム口座」が出てきます。入金をしなくても、取引を始められる特典です。ただし、Tickmill は、この特典を提供しない国の中に日本を挙げています。この記事では、Tickmill の公式ページに書かれていることにもとづいて、特典の中身と、日本の扱いを整理します。ボーナスを出すのは会社であって、当サイトではありません。

金額と日数は、本文には書きません。Tickmill が変えることがあるためです。表は、サイトを更新するたびに、当サイトのデータから作り直しています。申し込む前に、必ず公式ページで最新の内容をお読みください。

1. Tickmill の基本情報

会社の基本の情報を、表で見ます。確認できた項目だけを載せています。載っていない項目は、公式ページで確かめられなかったものです。

Tickmill の基本情報

項目公式の記載
運営の法人名Tickmill Ltd
設立年2014
本社の国(登録住所)セーシェル
規制の状態Tickmill は、複数の法域の規制当局から認可を受けた「複数規制」のブローカーだと説明しています。
取引ツールMetaTrader 4, MetaTrader 5, TradingView, Tickmill Trader, Tickmill App
最大レバレッジ1:1000
ゼロカット(マイナス残高の補償)あり
両建て・スキャルピング両建て: 可
スキャルピング: 可
口座の種類Classic (最低入金 100)
Raw (最低入金 100)
TradingView Raw (最低入金 100)
入出金の方法銀行送金、クレジット/デビットカード、暗号資産、Skrill、Neteller、銀聯(UnionPay)
入金手数料なし。5,000 ドルを超える入金は銀行手数料を Tickmill が負担。
出金手数料なし
入金にかかる時間方法により即時、または 1 営業日以内(銀行送金)
出金にかかる時間1 営業日以内に処理
対応言語(サイト)英語、ドイツ語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、インドネシア語、ロシア語、スペイン語、アラビア語、ポーランド語、イタリア語、韓国語、タイ語、マレー語、ベトナム語、ポルトガル語、日本語

確認日: 2026年10月8日(木)。会社ページで全項目を見る

表の「運営会社」の行に出ている Tickmill Ltd は、法人のひとつです。Tickmill は、ほかにも法人を持っています。

2. 法人が複数ある

Tickmill は、国や地域ごとに、別の法人で営業しています。当サイトのデータでは、次の 4 つの法人が確認できます。

Tickmill の 4 つの法人と、規制当局

Tickmill UK Ltd

規制当局FCA(英国)

英国の金融行為監督機構(FCA)の規制を受けると書かれています。

Tickmill Europe Ltd

規制当局CySEC(キプロス)

キプロス証券取引委員会(CySEC)の規制を受けると書かれています。

Tickmill South Africa (Pty) Ltd

規制当局FSCA(南アフリカ)

FSP の番号つきで、金融セクター行為監督機構(FSCA)の規制を受けると書かれています。

Tickmill Ltd

規制当局FSA SC

規制当局は、Tickmill の表記で FSA SC とあります。住所はセーシェルで、上の基本情報の表では運営会社として出ています。

どの法人と契約するかで、規制する機関が変わります。申し込みの流れと規約で確かめます。

法人によって、規制する機関が違います。同じ「Tickmill」という名前でも、契約する法人が違えば、守られ方も変わりえます。どの法人と契約することになるのかは、申し込む前に確かめます。

3. 特典の表:ウェルカム口座

当サイトが確認している Tickmill の特典は、入金不要ボーナスの種類にあたる、ウェルカム口座の 1 つです。開催中なら、次の表に出ます。

Tickmill 開催中の入金不要ボーナス

いまは、この種類で開催中のボーナスはありません。始まると、この表に自動で載ります。

確認日: 2026年11月6日(金)。公式に記載のない項目は載せていません。会社は名前順で、順位ではありません。

日本語のこの表が空に見えるのは、不具合ではありません。Tickmill がウェルカム口座を提供しない国に日本を挙げているため、当サイトは、この特典を日本語の一覧には載せていません。英語のページには、条件つきで載っています。

入金ボーナスは、当サイトの記録にはありません。公式ページに新しく載ることがあるので、申し込む前に確かめてください。

4. 日本について Tickmill が書いていること

Tickmill は、日本について、公式ページの 3 か所で触れています。

3 つとも、同じ方向を向いています。Tickmill 自身が、ウェルカム口座を日本では提供しないと書いています。条件を読んで「自分でも受け取れそうだ」と考えるより前に、まず自分が対象になるかどうかを、公式ページで確かめます。

5. ウェルカム口座の条件を原文で読む

条件は、公式ページの英語の文で書かれています。英語の原文をそのまま示して、直後に意味を添えます。

  • 原文: “Existing Clients cannot apply for a Welcome Account.”

    この文の意味。 対象は、新しいお客様だけです。すでに Tickmill のお客様の人は、申し込めません。

  • 原文: “The Initial deposit cannot be withdrawn or transferred from the Welcome Account.”

    この文の意味。 最初に付く資金は、そのまま出金することも、ほかへ移すこともできません。取引に使うための資金です。

  • 原文: “Expert Advisors (EAs) are not allowed on Welcome Accounts.”

    この文の意味。 EA(自動売買)は、ウェルカム口座では使えません。EA を使わずに取引することになります。

  • 原文: “Once the profit transfer is completed, the Welcome Account will be disabled and no further trading will be possible.”

    この文の意味。 利益を移し終えると、ウェルカム口座は無効になります。続けて取引することはできません。

  • 原文: “Tickmill reserves the right to change the terms of the Campaign or cancel it at any time.”

    この文の意味。 Tickmill は、条件を変えたり、特典をやめたりする権利を、自分に残しています。終了日が決まっていなくても、いつまでもあるとは限りません。

出典は、いずれも Tickmill の公式ページです。

ここまでの条件は、利益を受け取ることを難しくします。利益を移すには、手順がいくつも必要です。次の図に、公式ページの説明を順番に並べました。

ウェルカム口座の受け取りから利益を移すまで(Tickmill の説明)
  1. 登録フォームを入力する申し込みが承認されると口座が自動で作られ、ログイン情報がメールで届きます。
  2. 決まった期間のうちに取引する最初の資金は出金も移動もできません。EA(自動売買)も使えません。
  3. 利益を移す前に準備する同じ情報でクライアントエリアの口座を登録し、本人確認書類を出し、ウォレットへ入金します。
  4. サポートへメールで依頼する依頼は一度だけです。移せる利益には、下限と上限があります。
  5. 移し終えたあとウェルカム口座は無効になり、それ以上は取引できません。

額と日数は、ここには書いていません。Tickmill は、条件を変えたり特典をやめたりすることがあるので、公式ページで確かめます。

移せる利益には下限と上限があり、移すためには入金が要ります。額は、公式ページで確かめてください。特典そのものは入金なしで受け取れても、利益を引き出すところで入金が必要になる、という作りです。

注意

Tickmill は、自社サイトは日本の居住者向けではなく、金融庁(JFSA)の監督下にもないと述べています。日本の居住者が口座を開けるかどうか、ウェルカム口座を受け取れるかどうかは、当サイトでは判断できません。公式ページと規約で、自分で確かめてください。

ポイント

ウェルカム口座の取引条件は、Tickmill の本口座の Raw と同じだと説明されています。ただし、EA が使えない点や、最初の資金を出金できない点は、本口座と違います。「無料で試せる口座」と考えると、条件の読み違いが減ります。

6. 申し込む前に確かめること

  1. 自分の居住地が、ウェルカム口座の対象外の国に入っていないか、公式ページで確かめる。
  2. どの法人と契約することになるか、その法人の規制当局はどこかを確かめる。
  3. 新しいお客様であること、1 人につき 1 口座であることなど、対象の条件を読む。
  4. 取引できる期間と、EA が使えないことを、自分のやり方と照らす。
  5. 利益を移すときに必要な手順(クライアントエリアの登録・本人確認書類・入金・サポートへの依頼)を、先に把握しておく。
  6. 条件が変わったり、特典がなくなったりしていないか、申し込む直前に公式ページを見直す。

ほかの会社の入金不要ボーナスを並べて見たいときは、入金不要ボーナスの比較・いま開催中の一覧と規約の見方をご覧ください。出金の条件の読み方は、ボーナスの出金条件の読み方・規約の原文で見るで説明しています。ボーナスの流れを会社ごとに読んだ例は、Axiory 入金不要ボーナスの条件と出金のしくみにあります。

リスクについて

レバレッジをかけた取引では、短い間に資金を失うことがあります。ボーナスは、損失を防ぐものではありません。この記事は、ブローカーをすすめるものではありません。口座を開く前に、ブローカーの規約の全文を読み、失ってもよい範囲のお金だけで取引してください。

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